2009年6月30日火曜日

ホワイトセージの種はごま粒より小さい!


3日ほど前に採取したホワイトセージの種です。6株の花茎からようやく20粒ほどの種を見つけ出しました。花が終わり茶色になった部分を指でこすり合わせるようにしごきながら探し出すのですが、これが思ったより大変な作業。なにしろ種が小さい! 下のマッチ棒との比較写真でわかるようにごま粒より小さいものを精油分たっぷりの部分から指先の感覚だけをたよりに見つけ出していきます。指先は真っ黒になるし、また収穫の時期が遅すぎて種がすでにこぼれてしまったのか、100個やっても1粒の種も見つからないという、根気と集中力のいる作業でした。しかし、種探しの間は、またその後もあのホワイトセージの花の格別な香りが手だけなく部屋中に充満してきます。

マッチ棒と比べるとその小ささがよくわかります。


花びらが落ちた後、種が出来るまで2,3ヶ月はかかるかと思っていましたが、先日kojiさんがすでに種が出来ていることを教えてくれました。またTakeshiさんの観察によるとすでに種がこぼれた跡がたくさんあるということで、この写真の茶色くなっている部分を収穫してみました。
この花茎を持ち帰ってもらったTakeshiさんは種を探し出すことが出来たでしょうか?
もし見つけることが出来たら、アメリカでも非常に難しいとされているホワイトセージの種の発芽に挑戦してみてください。

水栽培は水温上昇に気をつけましょう



切った枝から小さな葉が出てきていたものを花瓶入れていたものを、さらに生育するようにと庭の岩の上で日光浴をさせていました。

それを見た幸治さんの「あれでは水温が上がりすぎるのでは」という指摘で、あわてて室内へ持ち込みました。さわるとやはりかなり暖かくなっていました。そして次第に葉の部分が茶色になり始め、3日目にはこのようになってしまいました。

土に植えたものと違って根の部分が外に出ているため、水栽培では直射日光は当てすぎないほうがいいようです。

朝日が少しの時間だけ当たる軒下に放置していたこちらの苗はまだ根が出ていないにの関わらずなんとかがんばってくれているようです。水に差してから38日目になります。

2009年6月23日火曜日

苗作りの会 4


その後の苗たち・・
苗作りの会から半月がたちました。
苗たちはロヒの管理の下、すくすくと育っています。
この時期の苗はやはり勢いがよく、普通ならそろそろ
一度葉っぱがしおれる頃なのですが、まだ元気に
しています。
このうちの10株があと2ヶ月ぐらいで伊豆からの
特使として北の大地に派遣されていきます。
テッシュウさん、お楽しみに。。


2009年6月20日土曜日

苗作りの会 番外編2


ホワイトセージ苗作りのうた

(プレイボタンを押すと演奏が始まります)


苗作りの会で、ホワイトセージの精霊へ感謝の踊りと音楽の奉納を行いました。この様子をビデオに収めたはずでしたが、あまりのエナジーの高さ故か、あるいは単なる操作ミスか、カメラには映像が記録されていませんでした。そこであらためてヴィジェイがその日のために作った奉納曲を銀のフルートで演奏し録音してくれました。


2009年6月19日金曜日

苗作りの会 番外編1




この日のランチはシェフ・Vijayが腕によりをかけて
作りました。
メニューはトマト・バジルのサラダ、アサリのお汁
(ミツバ盛り)、フェンネルモサモサパスタ、
極めつけの一品、芭蕉イカのホワイトセージ花実添え!
芭蕉イカはアオリイカとも言われ、高級料理店では
一パイ大皿にお造りにしたものが1万円くらいします。
最初にカタールがこのお造りにワサビの代わりに
ホワイトセージの花実を乗せてしょうゆをつけて
食べたところ、「おお、これは美味しい・・」と驚いて
いたので、私も真似して食べたところ、あまりの
美味しさに絶句してしまいました。
この味を言葉に表すことは到底不可能でして、
複雑にして奥深い香り、
ワサビをつけて食べるより断然うまい!
くらいしか、あの美味しさを伝える言葉は考えつき
ませんです・・
イカの中で最も高級とされる芭蕉イカに、
年に一度ほんのわずかしか咲かないホワイト
セージの花実、これ以上贅沢な一品はないでしょう。

苗作りの会 3


苗床の土はバーミキュライト9:赤玉土1
ロヒが試しにピートモスだけでいくつか苗を作り
ましたが、結果はイマイチのようです。
根が出ていない状態といえども、水はけは
良い方がベターでした。

苗作りの会 2


注意深く苗になる枝にはさみを入れていきます。




この立派な苗たち!
全部で36本採りました。

苗作りの会 1


祈りの鐘と共に・・

去る6月6日、第1回苗作りの会が伊豆高原
セッションルーム庭にてしめやかに執り行われました。
当日は朝から雨がかなり降っていましたが
お昼近くにはかなり小降りになり、午後にはすっかり
あがってくれました。
美しいベルの音と共に祈りを捧げる2人の後姿、
周囲ののホワイトセージたちが歓迎してくれて
いるようです。

2009年6月17日水曜日

水栽培の苗を鉢植えに

ハイドロゾル用に収穫した残りの枝を水に差していた一株。
根が10センチほどに伸びたものの、その後あまり成長しなくなり葉も元気がなくなってきましたので鉢に植え替えてみました。今回の用土は水はけを重視して、深めの鉢に軽石の粒を3分の1、その上に川砂と普通のプランター用土を半々に混ぜたものを入れてあります。肥料は油かすを10粒ほど。
採取して水に差してから25日目です。

2009年6月13日土曜日

ベビーリーフ用のベビーベッド



一昨日のベビーリーフ、幼葉がガラス瓶の縁に押されて窮屈そうでしたので、またせっかく出てきた根が瓶の底に当たっていたため、頭をひねってひと工夫してみました。
といっても工夫と言うほどのことでもないのですが、茎の周りに細く切った梱包用のプチプチを巻き付けて適当な口の大きさの花瓶に差しただけです。とりあえず小さな葉と根の成長を妨げる圧迫はなくなりました。花瓶には液肥を1000倍に薄めたものをさらに10倍に薄めて入れてみました。


幼い葉の成長力はすばらしく、この2日間で倍ほどの大きさになっています。

この茎を手に持つとすばらしい香りがしてきます。写真を撮って拡大してみるとこの小さな葉にも精油の粒子がびっしりと浮かんでいるのが見えます。納得。



2009年6月11日木曜日

ベビーリーフ


先日、ハイドロゾロを作るために葉をすべて収穫した残りの茎を水に差していたところ、小さな新しい葉が次々に芽吹いてきました。こんな小さな葉ですが一人前に芳香を放っています。


根も5ミリほど小さなものが出てきています。

2009年6月9日火曜日

浜松のセージ

浜松にやってきたセージさんは・・・未だ根が出る気配はありません(笑)
私は特に特別な事はしておらず、普通の水道水で育てています。水換えも、気が向いた時にしたので、1回だけ換えました。セージさんをいただいた時に、朝日が当たるのがいいかもしれない、と聞いたので、朝日が浴びれそうな窓際に置きました。
我が家のセージさんも、切り口が黒ずんでいるのが少し気になっているのですが、水切りした方がいいのか?わかりません。
とりあえず、葉っぱがピンピンしてて元気そうにみえるので、気長に見守ってます。

 しかし、鉢植えのセージさんは・・・イマイチ元気が無いのです。
一昨年にいただいた苗は、構いすぎてダメにしてしまいました。
なので、昨年いただいた苗は、放置状態にして冬を越し、春になって葉が出てきて、今度こそは!と思ったのですが・・・
            先月↓
            現状態↓

 なんだか・・・元気がありません。
小さい葉っぱが沢山でてきているのですが、これ以上は大きくなりません。
構わなすぎたか、と思い、上の方の葉っぱを切ったりして(日光を当てようと)少し手入れをしてみたので、様子見です。


 


2009年6月5日金曜日

鳩ヶ谷桜町にやって来たホワイトセージの茎は・・・


鳩ヶ谷桜町にやって来た、ホワイトセージの茎は、少し元気がありません。
私も、胸がキューンとなっています。


2~3日前から、葉に茶色い部分が出てきて、今日はそういう葉が5枚あります。
私は、毎日お水をかえ、なめるように見つめ、変わりはないかと手にとって調べていました。
とどめに今朝は、茎の先端が黒く、若干柔らかくなっていたように感じたので、
茎の先を5ミリ くらいはさみでカットしました。
母木から、切り離された、茎が心配で心配で、かまいすぎてしまったのかもしれません。
日中は、留守になり、窓が閉切りで、風通しもよくないので、心配でした。
茎の様子に気持ちが、一喜一憂します。
このまま、水にさしたままで大丈夫かしら、このまま死んでしまうのかしら・・・と
とっても不安になっていました。
茎は、心配されすぎて息苦しかったのかもしれません。
カタールの投稿をみて、ハッとしました。
無事に成長させたい、どうにかしてあげたいと思ってしまいましたが、
植物も自ら生きているのですから、そんなことできないのですね。
まったく私はエゴイストでした。
私は、息子以外の生命あるものが一緒にいることに緊張し、翻弄するばかりでした。
うちに来て、こんな状態で11日過ごさせてしまいましたが、茎の生きる力を信頼して、かまいすぎず
静かに見守ろうと思います。
毎日お水をかえるのをやめて、毎日葉や茎を手に取り触診 するのをやめます。
それから、(知らず知らずのうちに浴びせていた)私の心配と緊張ブームを送るのを止めます。
南西にある窓から4mくらいのところのカウンターの上に置いていたのですが、もう少し太陽の日がさす
窓のから2mくらいのダイニングテーブルの上に置くことにします。

伊豆の水道水でも根が出ました


ハイドロゾロ用に収穫したホワイトセージの茎をこうじさんが残してくれたものを水に差しておいたところ、13日目の今日、写真のような根が出ていました。

水はセッションルームの水道水。ここの水道は地下水を汲み上げているものでけっこうおいしい水です。置いておいた場所は朝日が2時間ほど当たるキッチンのテーブルの上。水はこれまでに1回替えただけです。
同じ日に収穫したものを持ち帰ってもらったemikoさんとikukoさんのほうはどうでしょうか?

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2009年6月2日火曜日

ホワイトセージの花、ほぼ満開。

ほぼ満開というのは、ホワイトセージの花はさくらのように一斉に咲いて一斉に散るといのではなく、少し咲いてはしばらくすると花びらが落ちて、ほかのつぼみが開いてくるというのを繰り返していくようです。写真でも見られるように、同じ茎に咲いている花、枯れている花、この先開くつぼみが一緒になっています。また先端の方ではさらに伸びていて新しいつぼみが生まれてきています。